緊張状態にある空気を変化させる潤滑油の働きをすることがある。
その反面、冗談は苦しむ人室內設計 の心を逆なですることがある。

昨日、とある大臣が記者に「放射能を付けたぞ」と「バイ菌うつれ」のような、
冗談めかしてとった子供っぽい行動がもとで辞任することになった。
この行動、
仲間ウチで行なうジョークであったとしても、その不謹慎ぶりは頂けない。

生死をかけた人たちがいる中での軽率な行動には呆れ返る。

この冗談というもの、、
生真面目で知られるパスカルは、ことのほか嫌ったという話もある。
そして、それを発する人の性格をも非難したとも言われる。

そう言えば、
かつて、パロディ裁判と鑽石能量水いうものがあった。
１９７０年初頭のことだったと思う。
写真家の白川義員氏が、パロディ作家のマッド・アマノ氏を裁判所に訴えたもの。
この裁判が、日本国中の話題になった。

白川氏は、極地写真家として知られ、
命がけで世界の極地を旅し、そこで撮った美しい写真集が話題となっていた。

その後、白川氏の写真を題材に、アマノ氏が手を加えてパロディとして画集を発表した。
けしからぬということで白川氏が訴えたもの。
日本の大半は、白川氏に同情的だった。

アマノ氏の考え方としては、パロディ作品というものを評価して欲しいということだった。
だけども、
やはり、時、場所、場合を室內設計知ることが肝心だ。
そして、白川氏の心情も、、。
パロディのおもしろさも、様々な思慮や配慮がなければ、人を傷つけることになる。

フランスのヴォルテールは、
「うまいジョークは、シャレるつもりのない時に生まれる」という言葉を残している。